between pieces
表編みと裏編みによって形作られる編まれた装身具は、個人の表裏を表した皮膚のようだ。
ときには裏が表になり、表が裏になる。しかし表も裏も同じ一本の糸からなっているのである。
その表裏の間で世界とその存在はまた編まれていて、それらは相互に感じることで確かめ合えている。
もし感じることができないとしても、世界とその存在は結局表裏一体の一本の糸から編まれているのである。(T.M.)
ときには裏が表になり、表が裏になる。しかし表も裏も同じ一本の糸からなっているのである。
その表裏の間で世界とその存在はまた編まれていて、それらは相互に感じることで確かめ合えている。
もし感じることができないとしても、世界とその存在は結局表裏一体の一本の糸から編まれているのである。(T.M.)
前田 瑠絵
《世界、もしくはわたくしという現象》
直径500mm/紙、クーピー
直径500mm/紙、クーピー
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宙に浮いた状態で展示されている。
しかし、kamiに刻まれた幾重もの折り目ははそれらが違う形に織られていたことが,
塗りわけられた色はその違う形の規則によるものだといえる。
折り目、色彩のパターン、にはどれひとつ同じものは観察されない。
ここには確かに理想が刻印されている。(S.Y.)
山田 俊二
《関与したこと、できないこと》420×420mm/ファスナー、テキスタイル(5作品共通)
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